先日、センターにお邪魔する機会がありました。相談員の方たちが、GATB(厚生労働省編一般職業適性検査)や浜松式高次脳機能スケールの結果をもとに、持っている力、現状の力の分析をして、実際に職場復帰をする上での課題などを、相談者やその関係者と一緒に考えてくださいました。
今回は高次脳機能障害の方の話でしたが、認知症になって、これまで通りに仕事を続けていくことが難しくなった場合などにも重なる話です。例えば若年性認知症になった時、働いている人にとって、こうした具体的な相談にのってもらえる場所があることはとても力になります。本人へのアドバイスだけではなく、職場環境の改善・工夫、雇用者側へのアドバイスなども行ってくれるので、今後、仕事をしている認知症を抱えた方の相談があった時などには、相談先の選択肢の一つとして紹介させていただきたいと思います。
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